あらゆることから学ぶ

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思考のトラップから学ぶ_その2_先延ばし

・前回の記事
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さて、まさかの同じ本からの続きになりました。

まあでも、良い本だと思いましたし、第三弾以降もあるかもしれません。


で、今回のテーマですが、「先延ばし(書籍内では、P78から)」になります(苦笑)

で、おそらく、予想は付くと思うのですが、

内容については「何かをするのを先延ばしにして、目の前の他の事をしてしまう」ですね。

これが一度も無い人って、果たしているのだろうか?・・・と思う程に「あるある」なネタかと思うんですけどね。

いわゆる「あとで読む or 観る」なんかも、観るの方は書籍内でも書かれていましたけど、同じだと思いますしね。


さて、それでは本題に入りますが、

まず、先延ばしについての「ウソ」と「ホント」(多分、書籍内の48個全て、この形式)について、書籍内から引用してみます。

ウソ: 先延ばしにするのは怠け者だからであり、自分の時間をうまく管理できないからだ。
ホント: 先延ばしが起きるのは、衝動に対する抵抗力が弱いからであり、また自分がなにを考えるか考えることができないからだ。

一応、ウソの方は本当に怠け者の可能性もあるんじゃないか?とは思いましたけど、

ホントの方は、確かにそうかもなと思いましたね。


で、ホントの方を一つずつ紐解いていくと、

まず「衝動に対する抵抗力が弱いから」については、

例えば、「1000ページの本」があって、

そしてその内容が「嫌い」だったり「苦手」な内容だった時に、

それを読むのは、とても衝動が強くて苦痛なので、先延ばしにしてしまうという話かと思いますね。

でも、同じ1000ページでも、

それが、得意な内容だったり好きな内容(特にこっちか?)だったら、

1000ページ読むのでも、何も苦にならないというか、むしろ楽しくて、

あっという間に読破してしまうと思うんですよね。

なので、好き嫌いと得意苦手も、関係あるかなとは思いますね。


次に、「自分がなにを考えるか考えることができないから」については、

これは、例えば朝にその日の予定を考えた時に、

先延ばしにしていた事を「午後3時に」やることにしたけど、

でも、午後3時になった時に、自分が何をしているかが想像出来ないって事かなと思いますね。

ただ、逆に言うと、これは時々思う時がありますが、

「ああ、この感じでいくと、今日は何もやらずに終わるな」って、

数時間後ではあるんですが、自分の行動の予測が付く場合があると。

あれは、多分過去の「既視感」から来ているんじゃないかと思うんですけどね。

「この展開、以前にもあったな。で、その日は何もやらなかったな」みたいな。

で、こういう風に思った場合は、将来の自分が何をするかが予想出来るので、

まだ回避方法がある様に思いますね。


で、ちょっと早い気もしますが、

じゃあ、こういう先延ばしを、どうしたら克服出来るのかと。

以下、箇条書きで考えてみました。


1.やろうとしている事を、細分化する

これは、引用はしませんが、

書籍内にも「3週間でレポート3つを仕上げる」という事をする時に、

「最後の1週間で3つを一気に仕上げる」か「1週間に1つずつ仕上げて、3週間で3つを仕上げる」の、

どちらが上手くいったかで、後者の方が上手くいったという話も同じかと思いましたね。

もっと言うなら、「毎日」レポートを少しずつ書いていくのが、「一回行う事に対する負荷が少ない」ので、

それがベストだと思いますね、先延ばしを克服するって観点なら。

前者は、まとめて行うのが全然苦にならないなら出来る確率も高くなると思いますし、

個人的には「メリハリが大切」と思ったりもしてますので、

一気にやる方が好きだし良いと思ってますけど、

でも苦手なものなら、そのメリハリの「やる時」の「衝動」に耐えられずに先送りしてしまうと、

ここ1年で思いましたけどね。

1000ページの本が、苦手だったり嫌いだったりする内容の時に、

一気に読むのは、かなりキツいと思いますから、

極論、そういう場合は、「1日1ページずつ」なんかでも、

流石に日によってはでしょうけど、アリなんじゃないかと思いますね。

実は、この記事自体も、おそらくは7/24(土)に公開になると思いますが、

どんな記事にするかのイメトレは7/22(木)で、

書き出しは7/23(金)だったりするんですよね。

当初は、7/22に全部やって公開だったのですけど(苦笑)

でも、この記事は大丈夫でしたけど、

「今週中にやる」と思って、でも全然出来ずに、

来週中に出来た(ここでも出来ない場合も、当然ありますけど)というケースもあるので、

まあ、及第点という事で。

で、話を戻すと、これも複数の日にまたがって細分化しているケースだと思うんですよね。

だから、本の内容もよく分かるんですけど。

まず、これが一つ。


2.ご褒美方式(やりたくない事を、先にやる)

先延ばしにしてしまうのなら、先にやってしまえば良いと。

勿論、上記の1とは並行して考えられるので、どのくらいやるのかは、調整するとしても。

で、あとはそのご褒美ということで、まったりと(笑)

なんか、この辺は子育てっぽいですけどね、「〇〇をしたら、△△を上げる」みたいな感じで(笑)

あと、この辺を念頭に置いての話かは分からないですけど、

林修さんの「今でしょ」なんかは、この案の時に思いましたね。


3.恐怖方式(やらないとどうなるか、想像する)

これは、あまり良い方法じゃない気もしますけど、時々考えたりもするので。

やらなかったら困るんなら、どうにかしないといけないわけですし。

逆に、やらなくても何も困らないなら、それはやる事から除外出来るかもしれないので、

やっぱり考えた方が良い・・・というか、恐怖方式という書き方が良くないですね(苦笑)

整理すると、「やる・やらないを、考える」のと、

「やる場合に、やらないと困る事を想像して、やる方向にムチを入れる」といった所ですね。


4.やっている時の抵抗感を下げる為に、好きな事も並行して行う

これは丁度、この記事も「書くのが楽しくてしょうがない」って感じではない(この記事は、流石にテーマ的に辛い)ので、

以下の、好きな音楽を流す事で、辛さを和らげる作戦が、まさにそうですね。

Nightwish - While Your Lips Are Still Red (OFFICIAL VIDEO) - YouTube

と、そんな音楽は、どうでも良いわけですが(笑)

あと、読書だったら、風呂につかりながらもありますね。

要するに、風呂に限らず「リラックスした状態を作って」って事だと思いますけど。

個人的には、ここで音楽が役立つとは思ってなかったので、良かった良かったって感じですね。


5.そもそも、自分でやらずに他人に任せる

まあ、全ての事は流石に無理でしょうけど、

特に仕事なんかは、「苦手な仕事を克服して~」って方向性は、

あまり良い結果を生まないだろうとも思いますし。

ただ、「自分は出来ないのに、あの人は出来て凄い」とかを知る為にも、

苦手でも、一度はやってみた方が良いとは思いましたけどね。

時々、「〇〇って仕事は要らない」とか見かけますけど、

あれは、得意な仕事「だけ」やってて、

苦手な事を、自分でやった事がないからなんじゃ?と思ったりもするんですよね。

別の理由があって要らないなら、まだ分かるかもしれないですけど。

なので、この辺の観点からも、

最終的には他人さんに任せるにしても、

自分でもやってみるのは、大切ではと思いますね。


あと、↑で子育てって書きましたけど、

他人が、予想より中々終わらない場合は、苦手や嫌いかの可能性も考えて、

タスク変更も想定したりとか、マネジメントにも使えるんじゃないのとは思いましたね。

別に、勿論自分もですけど、他人さんにも使えるでしょうと。


という感じで、5つ程書いてみましたが、

ここまで読まれた方で、他にもこういうのない?とか、

僕も気になるので、教えていただければ幸いですね。