あらゆることから学ぶ

職場や学校に限らず、勉強とは関係ない様な事からも、学んでいくブログです

乱読のセレンディピティから学ぶ

追記:以下リンク先にも、関連した話を書きました
http://kitoku1.blog129.fc2.com/blog-entry-231.html

今回は、この本 http://www.amazon.co.jp/dp/4594069967 についてですけど。
勿論、この記事も「乱読でOK」です。
まず一言。良書ですので、読んでください、以上終了。

・・・何も学びになってないですねw
えっと、一番思ったのが「乱読と精読(熟読)で得られるものが違うので、使い分けが大切なのでは?」という事ですね。
というか、「銀の弾丸有るの?」って話だと思いますし。

僕は、「ネット以外の読み物」については、超の付くほどの精読タイプなんですけど、
精読は、「本格的な分析」をするには適しているとは思うんですね。
一方、「ネットの記事」については乱読(流し読みとか速読)傾向が強いんですけど、
こっちは、「気付き」とか「アイデア」とか「ひらめき」とか「簡単な分析」に適しているんじゃないかと。
いや、逆のケース(つまり、乱読で本格的な分析は出来ないのか?)が絶対に無理かどうかは不明だと思うんですけど、
そこに関しては、どうも出来るイメージが沸かなかったですね。現状では。

とりあえず言えそうな点としては、本の中にも書かれている通り、
イデアなどが浮かぶ時には、「(ジャンル問わず)色々な記事を乱読して、突然パッと浮かぶ」というケースが確かに多いんです。
「点と点」が繋がった様なイメージかな。
ここは、他にも同じ事を言っている人が沢山いらっしゃいますけど。
でも、分析は・・・どうかなと。

一方、分析する時(これは個人的なやり方ですけど)には、
文章(ゲームの文章とかも含まれます)を「じっ〜と」読んで、
「その言葉が発せられた状況に思いを馳せた(これはフィクションの場合が多い。いわゆる感情移入でしょう)」り、
「名言でも、その言葉の前後の文脈を読んで、名言の真意を掴み取ろうとした」り、
「暗喩・隠喩は無いか探した」り、
「文章のニュアンスを掴んだ」り、
「行間を読もうとした」り、といった様な事をやっています。
・・・あんまり一般的じゃない気もしますけど(苦笑)
だって、ゲームプレイ中に、5分以上プレイ止めて、感情移入している時もありますしね(苦笑)
で、この辺のやり方をどうやって身に付けたかは、現在整理中で、大変に駄文で恐縮なんですけど、
もう一つのブログ http://kitoku1.blog129.fc2.com/blog-entry-222.html に書いた内容(の特に文章理解)が、
「非常に怪しい」と疑っている所です。

ということで、乱読と精読で全然違うんで、使い分けが大切なんじゃないかと思うわけですけど、
精読の弱点として、当然の事ながら「読書量が減る」というのがありまして、
それが、我が家の積読状態に繋がってもいる一因でもあるんですけど(苦笑)
んな事はどうでも良いですね。
あと、「現代は読み物の数が大変増えました」「でも、その読み物の中で、10〜20年後も残っている本は極一部」
ということも踏まえますと、
「色々な本を乱読していって、知識を増やす(ここは乱読でも精読でも出来そう)と同時に、
もう一度読む必要の無い駄書を見極めて捨てる。捨てなかった本をまた読む時には、やや精読傾向を強める」
「また、乱読をしていくことで得られるアイデアなどを、上手く活用していく」
というのが「一つの案」かなぁと。

あと、読書といえば「知識を増やす」が当然ですけど、
この本は、「知的メタボリック(ググっても出てきます)」という言葉で、警笛を鳴らしていますね。
まぁ、個人的には、「読書は知識を得る事が目的ではない。得られた知識を活用して社会に貢献する事が目的」と思ってますので、
特に違和感無かったですね。

ということで個人的には、今回書いた様な「セレンディピティ」を得ることが出来ましたというお話でした。